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「問い」をカタチにするインタビューメディア

ナオライ代表取締役・三宅紘一郎さんが聞きたい、
「自然から感謝されるメーカーのあり方」

カンバセーションズ第3期メンバーのひとりとして、今回インタビュアーを務めてくれる三宅紘一郎さんは、出身地である広島県を拠点に、日本酒酒蔵の多様性を未来に引き継ぐためのさまざまな事業を展開するナオライの創業者です。瀬戸内海に浮かぶ三角島で自ら栽培したオーガニックレモンからつくるスパークリング酒「ミカドレモン」、まったく新しい低温浄溜の技術によって日本酒やウイスキーと並び得る新ジャンルのお酒を生み出すことを目指し、近隣酒蔵とも連携した酒造りを行っている「浄酎」ー。ナオライがこれらのお酒を通じて目指しているのは、人の営みが自然や生物と調和する世界を実現していくことです。そんなナオライの三宅さんが、「自然から感謝されるメーカーのあり方」をテーマにさまざまな領域の先駆者たちにインタビューを行い、ブランドが描く未来への道標となるアウトプットを生み出すことを目指します。

インタビューの一覧へ

Question三宅 紘一郎さんが聞きたいこと

インタビューを通じて、自然から感謝されるような人の営みや経済、企業のあり方について考えていきたいと思っています。

Interviewees話を聞きたい人・テーマ

※以下のラインナップはあくまでも予定です。状況に応じて変更になる場合もあります。

テーマ:農業
久保 幹(立命館大学教授)

テーマ:ライフサイエンス
山名慶(NOMON代表取締役)

テーマ:環境
大島奈緒子(ようび建築設計室)
アリーフ・ラビック(Environmental Bamboo Foundation代表)

テーマ:日本酒
石川達也(杜氏)

Keywordsキーワード

ものづくり、メーカー、ブランド、地域、産業、食、酒、自然、循環、環境、菌、発酵

Plan企画概要

日本酒の歴史を変える浄酎の世界展開 by ナオライ from Qonversations Qonversations

Reference参考文献

関連リンク

Schedule今後のスケジュール

2021年2月:新商品のクラウドファンディングオープン
2021年2月:瀬戸内の久比にオーガニックレモンをテーマにした生産場立ち上げ
2021年3月:MIKADOLEMONと浄酎をテーマにした新商品の発売
2021年5月:新商品の発表会

Messageメッセージ

ナオライは、「時をためて、人と社会を醸す」というヴィジョンを掲げ、人の営みが自然や生物と調和する世界を実現することを目指しています。本来、自然や微生物と調和しながら醸されてきた日本酒ですが、近年の日本酒や農の業界は経済効率を高めるために人為的な酒造りにシフトし、自然との距離を広げてしまっているように感じています。
こうした状況の中、ナオライでは未来から見た時にそれが本当に良いことなのかということを常に意識し、「売り手」「買い手」「世間」に、「未来」を加えた「四方良し」を、「自然良し」が包括する事業づくりを目指してきました。今回のインタビューでは、自然から感謝されるような人の営みや経済、企業のあり方、消費社会に代わるこれからの文明のあり方などを考えていきたいと思っています。そして、例えば新しい循環の仕組みなど、ナオライのお酒を飲んでくださった方たちが何かしらの気づきを得られるようなアウトプットにつなげていけたらと考えています。

Q’s Perspectiveカンバセーションズの視点

ナオライがつくった「浄酎」を初めて飲んだ時、日本酒特有のお米の香りや旨味が凝縮された豊かな味わいに感動しました。それは、古今東西さまざまなお酒を嗜む無類の酒好きである自分が、これまでに体験したことがない類のものでした。ナオライがユニークなのは、この唯一無二の製法を独占するのではなく、日本酒酒蔵の多様性を未来につなぐために広く活用しようとしている点です。そこには、衰退する酒蔵の維持・発展はもちろん、新しい地域活性・循環モデルの構築、自然との調和を図る事業の創造など、日本酒業界に限らずこれからの企業やメーカー/ブランドが向き合うべきテーマが凝縮されているように思います。
今回のプロジェクトにおいて、「自然から感謝されるような人の営みや経済、企業のあり方」をテーマに掲げる三宅さんは、さまざまな領域のスペシャリストたちへのインタビュー、そして同じ「問い」を共有する第3期メンバーたちとのコミュニケーションを通じて、どのようなアウトプットを導き出すのでしょうか。これからの文明社会のあり方を模索する三宅さんの壮大なチャレンジにメディアとしてしっかり伴走していきたいと思います。