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「問い」をカタチにするインタビューメディア

アート思考キュレーター・若宮和男さんが聞きたい、
「日本社会の変化を促す、アートシンキングの可能性」

建築士、アート研究者、大企業の新規事業担当、起業家といった独自のキャリアを築き、実地で学んできた経験をもとに書かれた著書『ハウ・トゥ アート・シンキング』を2019年に刊行し、現在は主にビジネスの現場にアート思考を導入する取り組みを精力的に行っている若宮和男さん。「自分」を起点に、他者との「ちがい」を生み出すことに重きを置くこの思考法を、企業の研修や新規事業開発などビジネスのシーンにととまらず、多様な課題を抱える教育や地域の現場にも広げていくことを目指す若宮さんが、企業や自治体、教育機関などの現場で新たな価値を生み出そうと奮闘しているプレイヤーたちへのインタビューを通して、さまざまなコラボレーションの可能性を探っていきます。

インタビューの一覧へ

Question若宮和男さんが聞きたいこと

アートシンキングをビジネスだけではなく、教育や地域の現場で生かしていくためのヒントを、さまざまな現場のプレイヤーたちに聞いてみたいです。

Interviewees話を聞きたい人・テーマ

※以下のラインナップはあくまでも予定です。状況に応じて変更になる場合もあります。

テーマ:アート×ビジネス
柴田可那子(寺田倉庫)
遠山正道(スマイルズ)
テーマ:アート側から見たアートシンキング
橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長)
?????(アーティスト)
テーマ:地域創生
加藤年紀(株式会社ホルグ代表)
テーマ:教育
末永幸歩(美術教師)
伊藤亜紗(東京工業大学 准教授)
?????(デンマーク教育に詳しい人)

Keywordsキーワード

アート、ビジネス、アートシンキング、思考法、教育、地域創生、企業、サービス、起業、新規事業、ワークショップ、メディア、デンマーク教育

Plan 企画概要

「アート・シンキング」とは? by 若宮和男 from Qonversations Qonversations

Reference参考文献

関連リンク

Schedule今後のスケジュール

2020年4~6月:有識者インタビュー(並行してパイロットイベントでの実験開始)
2020年7月:アートデリバリー事業化
2020年7月〜9月:地方行政機関との連係・実験
2020年10〜12月:教育の現場での連係・実験
2020年12月:業界横断のアートシンキング対話の場

Messageメッセージ

アートシンキングは、斬新なアイデアを導き出したり、新規事業を立ち上げるための単なるフレームワークではなく、合理化、効率化を追求してきたことによって日本の社会が失いつつある価値観や文化を取り戻すためのマインドセットだと思っています。この思考法は、ビジネスマンに限らず、幅広い領域の人たちがそれぞれの活動に引き寄せて活用してもらえるものなので、すでに取り組んでいる「ビジネス×アートシンキング」に加え、教育や地域創生をはじめ、さまざまな「○○×アートシンキング」の掛け算を実地で行っていきたいと考えています。それを実現するために、まさにいま現場で精力的に活動しているプレイヤーたちの問題意識にしっかり向き合い、これから共に行動を起こしていく仲間になってくれるような人たちを、このインタビューを通じて見つけていきたいと思っています。

Q’s Perspectiveカンバセーションズの視点

若宮さんご自身が語っているように、アートシンキングは、ビジネスの現場ですぐに使えるような即効性のあるメソッドではありません。自らのユニークバリューに目を向け、唯一無二の価値を生み出していくためのマインドセットや価値観を植え付けていくことに主眼を置くアートシンキングは、企業や自治体、あるいは教育機関などの既存の価値観を壊し、組織の変革を促していくことにこそ力を発揮するものですが、それを実現していくのは各現場のプレイヤーたちであるはずです。未来を担うプレイヤーたち個人の問いや願いを起点に、日本社会の変革を見据える若宮さんのアートシンキングは、個人の問いを形にしていくことを掲げるカンバセーションズのヴィジョンとも共鳴するものだと思っています。この企画を通して、アートシンキングから持続可能な日本社会の実現を目指す若宮さん個人の問いが多くの共感者を生み、その活動が広がっていくことをサポートしていければと考えています。