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梅沢和木

美術作家

1048

ゲームプレイヤー

今回インタビュアーとして登場するのは、現代アーティストの”梅ラボ“こと梅沢和木さん。ネット上のキャラクター画像等をコラージュし、そこに絵具を重ね合わせる独自の手法で、アートシーンにとどまらず各方面から注目を集めてきた彼が、今回インタビュー相手として指名したのは、音楽ゲームいわゆる「音ゲー」ブームを作ったゲームソフト「ビートマニア」において、「1048式」(トシヤ式)という独自のプレイ手法を確立したカリスマゲーマーの1048さん。自らもゲームオタクであるという梅沢さんが、公私共に付き合いのある1048さんに、いま改めて聞きたいこととは?

インタビューを終えて

梅沢和木 

重要なのは、1048式という「型」が簡単に生まれたのではなく、1048という一人の人間の葛藤と成長のなかで生まれ出たという点なのだと思いました。

「友人であると同時に尊敬するプレイヤーである人間に対して初めて真っ向から挑んだ、充実したやり取りをさせていただいた時間でした。1048式というプレイにおける『型』の発明は、プレイヤー全体に影響を与えました。『beatmaniaⅡDX』というゲームの世界でのシーンに影響を与えた発明です。僕はこの発明自体に感動するのですが、重要なのはこの『型』が簡単に生まれたのではなく、1048という一人の人間の葛藤と成長のなかで生まれ出たという点なのだと思いました。
ある区切られた世界の中で変革を起こす画期的な『型』は、一朝一夕でできるものではなく、それ相応の時間や努力、もしくは才能があって生まれ、シーン全体に影響を及ぼすものになる。それは他の世界でも当てはまることだと思います。ただ、ゲームという世界はあまりにも消費が前提で、サブのカルチャーだと下に下に見られてしまう。それで良いのだと済ませることもできますが、僕はやはりそこで生まれる新たな創造性や映像体験を見続け、体験したいと思います。色々聞いたりしてしまいましたが、まずは十段という自分の段位をはやく皆伝にしないとですね…。精進します」

インフォメーション

1048さんをはじめプレイヤー主宰で開催されるbeatmania IIDXの全国大会が、4月28日にBIGBOX高田馬場にて開催予定。

もっと知りたい人は…

  • 梅沢和木 

    梅沢和木

    美術作家

    1985年生まれ。美術家。ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し発表している。2013年に『LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで』(森美術館)などの展示に参加。2013年に個展『エクストリームAR画像コア』(DIESEL ART GALLERY)を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。beatmania IIDX tricoroSP段位皆伝(1467-5211)。

  • 1048 

    1048

    ゲームプレイヤー

    1985年生まれ。埼玉出身。早稲田大学第一文学部美術史学科卒業。原宿のファッションビル管理を3年間勤めた後、起業。 WAKKA Inc.取締役。主なゲームタイトルや実績に、Beatmania IIDX 第1回トップランカー決定戦準優勝、SOUND VOLTEX KONAMI Arcade Championship 2012 関東2位、 Power Smash 3 世界ランク1位、GROOVE COASTER 世界ランク2位などがある。