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tomad

Maltine Records主宰

増田セバスチャン

アートディレクター
6%DOKIDOKIプロデューサー

今回のインタビュアーは、インターネットレーベル「Maltine Records」を主宰し、Tofubeatsをはじめ新進アーティストたちの作品をリリースし、さまざまなイベントなども精力的に開催しているtomadさん。弱冠16歳でレーベルを立ち上げ、昨年大学を卒業したばかりの彼が、”いま話を聞きたい人”として挙げてくれたのは、原宿のショップ「6%DOKIDOKI」のプロデューサーで、きゃりーぱみゅぱみゅのデビュー時から美術演出、世界観作りなども手がけ、日本の「カワイイ」文化を世界に発信し続けている増田セバスチャンさん。そんな増田さんがこれまで歩んできた道のりについて、tomadさんが聞きました。

インタビューの前に

tomad 

いま、tomadさんが聞きたいこと

「増田さんのことは、きゃりーぱみゅぱみゅさん経由で知りました。自分が音楽に近い位置で活動をしていることもあり、中田ヤスタカさんのことはよく知っていて、サウンドもかなり好きだったので、最初はその仕事のひとつとしてきゃりーさんのことを認識していました。ところが、突然知り合いのイギリス人トラックメーカーが、彼女のデビュー曲『PONPONPON』をリミックスしたものをリリースから1週間後くらいに送ってきて、『これは何かおかしなことが起こってるぞ』と気になりはじめました。日本発の音楽で、リリースと同時にここまでフラットに海外から評価されているという現象に出合ったのが初めてで、『裏に何があるのだろう?』と彼女の周りのクリエイターを調べ始めたんです。そこで、増田セバスチャンさんという人がアートディレクションを担当しているという事実を知りました。
そして、『KAWAII』というワードがキーになっているということもぼんやりと分かり、それも気になり始めたので、増田さんの著書『家系図カッター』を読みました。若い頃の破天荒ぶりに驚きながらも、寺山修司からの影響、飴屋法水さんとの関わり、クラブを中心としたアートパーフォーマンス集団による活動など、どこか親近感が持てたんです。アンダーグラウンド寄りのサブカルチャーから、原宿に『KAWAII』をキーとしたショップを開き、そしていまその世界観が世界中に広がっているという現象が痛快でした。
増田さんは歳もかなり離れているし、違う領域で活動しているからこそ、こんな機会でもないと話を聞けないとだろうなと思い、今回は思い切って指名させてもらいました」

インフォメーション

6%DOKIDOKI初のブランドムック「6%DOKIDOKI PERFECT BOOK」(宝島社)、増田セバスチャンさんの著書「家系図カッター」(角川グループパブリッシング)がそれぞれ発売中。
tomadさん出演のトークイベント「YOAKE Vol.2」が、5月28日に渋谷クラブクアトロで開催予定。

もっと知りたい人は…

  • tomad 

    tomad

    Maltine Records主宰

    2005年にインターネットレーベル「Maltine Records」を設立。同時期にDJ活動も開始。2009年から都内のクラブにて自身のイベントオーガナイズも行っている。また、アーティストとファンをつなぐクラウドファンディングプラットフォーム「PICNIC」の運営も手掛ける。

  • 増田セバスチャン 

    増田セバスチャン

    アートディレクター
    6%DOKIDOKIプロデューサー

    1970年生まれ。演劇・現代美術の世界で活動した後、1995年に表現の一環として、"Sensational Kawaii"が コンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿カルチャーを世界に発信するワールドツアー「Harajuku"Kawaii"Experience」を開催。原宿、 Kawaiiカルチャーの第一人者として、執筆・講演多数。きゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」など多くのMVやワンマンライブ、TOWA TEI「WORDY」MV、宮本亜門演出のミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」、日本テレビ「PON!」の番組セットなど、多方面で美術演出を担当。原宿、kawaiiカルチャーをコンテクストとしたアートデ ィレクションを行っている。