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谷口真人

アーティスト

高橋智隆

ロボットクリエイター

今回のインタビュアーは、アニメ少女のモチーフを独自の手法で表現したペインティング、映像インスタレーションなどの作品で注目を集めるアーティスト、谷口真人さん。その谷口さんがインタビュー相手として指名したのは、日本を代表するロボットクリエイターとして、オリジナル作品から企業との共同プロジェクトまでさまざまな仕事を展開し、各メディアからも引っ張りだこ状態の高橋智隆さん。三次元と二次元、物質とイメージなどの狭間に生じるものを作品テーマに据えてきた谷口さんが、物質としてのロボットを作り続けてきた高橋さんに、いま聞きたいこととは?

インタビューの前に

谷口真人 

いま、谷口真人さんが聞きたいこと

「僕はいま、アーティストとして活動していますが、小さい頃は、ロボットを作りたいという思いがありました。子どもの頃に観たロボットの映画で『ショート・サーキット2 がんばれ! ジョニー5』という忘れられない作品があるんです。もともと殺戮兵器として作られたロボットが、雷に打たれて人の心を持つとい話なんですが、あるシーンで、悪ガキにバットでぐしゃぐしゃにされてしまい、『僕は人間の友だちだよ』訴えながら鉄くずになってしまうんです。電子工作のロボットをそのまま大きくしたような造形は、決して人間のような存在として捉えられるものではなかったのですが、崩れてしまった瞬間に初めて、それが人間に近いものに思えてきて、『あぁ、こいつも生きていたんだ』と感じたんですね。
僕は、物質そのものよりも、それが消えてしまったり、崩れてしまったりする時に生じる『生きていた感じ』に惹かれるところがあり、それをテーマにした作品なども作っています。一方で、高橋さんは物体としてのロボットをつくっていて、そこに凄く興味を持っています」

もっと知りたい人は…

  • 谷口真人 

    谷口真人

    アーティスト

    美術家。1982年生まれ。東京都出身。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。これまでの主な展覧会に、個展に「Summer 2011」(2011年/Lamp harajuku B1 gallery)、「アニメ」(2011年/SUNDAY ISSUE)、「Makoto Taniguchi : Your Cinderella」(2009年/来来)、「neoneo展part1[男子]」(2009年/高橋コレクション日比谷)などがある。

  • 高橋智隆 

    高橋智隆

    ロボットクリエイター

    1975年生まれ。2003年京都大学工学部卒業と同時に「ロボ・ガレージ」を創業し、京大学内入居ベンチャー第1号となる。代表作に「ロピッド」「エボルタ」「週刊ロビ」「FT」「Gabby」など。ロボカップ世界大会5年連続優勝。米TIME誌「2004年の発明」、ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選定。エボルタによるグランドキャニオン登頂、ルマン24時間走行等に成功し、ギネス世界記録認定。2013年夏に国際宇宙ステーションに向けロボット打ち上げ予定。(株)ロボ・ガレージ代表取締役、東京大学先端研特任准教授、福山大学/大阪電気通信大学客員教授、ヒューマンキッズサイエンスロボット教室顧問。