インタビューアーにスポットを当てる新感覚インタビューサイト

RSS

Qonversations Twitter

タナカカツキ

マンガ家
映像作家

濡れ頭巾ちゃん

サウナ愛好家

カンバセーションズにはこれで3度目の登場となるタナカカツキさんが、今回インタビュー相手に選んでくれた相手は、独自の目線で全国のサウナ施設を検証するブログ「湯守日記」が人気を集めているサウナ愛好家・濡れ頭巾ちゃん。サウナ好きが高じて、自らのサウナ体験をエッセイやマンガで綴った著書『サ道』を刊行してしまったカツキさんが、今回取材場所を提供してくれた「サウナ東京ドーム」さんでひと汗かいた後の休憩室で、奥深いサウナの世界を濡れ頭巾ちゃんから聞き出します。
取材協力:サウナ東京ドーム

5. これからのサウナの役割って何ですか?

濡れ頭巾ちゃん 

サウナというのは、人間の根源に還るような場なんですが、そういう場から平和な世の中を作ることができると思うし、昨今叫ばれているいじめの問題をはじめ、色んな社会問題を解決するための重要な場になれるんじゃないかなと。

Q.僕はこれからもっとサウナが注目されたり、誤解が解けることを望んでいるんですね。そこで最後に、濡れ頭巾ちゃんが考えるサウナの明るい未来について聞きたいなと思います。

濡れ頭巾ちゃん:例えばフィンランドには「サウナ外交」という言葉があって、サウナで会談をしたり、友好関係を結んだりするんですね。ずっと話してきたように、サウナというのは、人間の根源に還るような場なんですが、そういう場から平和な世の中を作ることができると思うし、昨今叫ばれているいじめの問題をはじめ、色んな社会問題を解決するための重要な場になれるんじゃないかなと。

「サウナ東京ドーム」さんのスチームサウナ。 高温サウナが苦手な方でも充実の蒸気浴を楽しむことができます。

Q.なんで国際会議がサウナで行なわれていないのか不思議ですよね。いじめっ子や暴力教師に「サウナ入っていますか?」と聞いてみたい。日本という国から裸の付き合いがなくなりつつあり、サウナというものが忘れ去られそうな現代だからこそ、改めてその存在を見つめ直してほしいですよね。そういう意味でも、「湯守日記」はサウナ普及という面で重要な役割を果たしているんじゃないですか?

濡れ頭巾ちゃん:そんな大げさなことは考えていないですけどね。これはあくまでも日記で、何が気持ち良かったか、どう整ったかということを記録しておきたいだけなんです。とはいえ、やっぱりサウナなしでは生きていけませんから、世の中に良いサウナが増えていけばいいなとは思っています。そのためには、たくさんの人が利用するようになって、それぞれが好きなサウナを見つけていくことで、面白い場所がもっと増えてくれればうれしいし、その手伝いができたらいいなと思っています。

Q.良いサウナが増えるのに越したことはないですからね。

濡れ頭巾ちゃん:そうですね。僕は、サウナというのはブルースだと思うんですよ。つまりそこにはソウルがあって、それが肌を通じて心に染み渡るようなところがあるんです。だから、古くて汚くて、おっさんばかりたくさんいるようなところでも、経営者の心意気というのが水を通じて伝わってくるところは良いサウナなんです。水には、良いものも悪いものも伝播するところがあるんです。そもそも人間はほぼ水でできているわけだし、その水を司るサウナを経営する人たちの心というのは、我々に伝わってくるんですよね。好きだったあの娘の涙のように、水風呂が心に沁みてくるわけですよ。

Q.バーカ(笑)。<インタビュー終わり>

インフォメーション

3月7日「サウナの日」より、タナカカツキさんが「サウナ大使」に就任!! 同日、大阪・カバーナでは、サウナ大使任命式やサウナトーク、体験入浴などが開催される。 詳細はこちらから。

もっと知りたい人は…

  • タナカカツキ 

    タナカカツキ

    マンガ家
    映像作家

    1966年大阪生まれ。1985年大学在学中にマンガ家としてデビュー。著書には『オッス!トン子ちゃん』『サ道』、天久聖一との共著「バカドリル」などがある。

  • 濡れ頭巾ちゃん 

    濡れ頭巾ちゃん

    サウナ愛好家

    全国のスパ・サウナ施設をめぐり、独自の目線で検証するブログ「湯守日記」の執筆者。サウナ⇔水風呂で心身を整えて酒場に繰り出すことを日課としている。大切なことはすべてサウナが教えてくれる。サウナこそ人生そのもの。