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タナカカツキ

マンガ家
映像作家

古屋大貴

株式会社奇譚クラブ主宰

今回でカンバセーションズ2度目の登場となるマンガ家、映像作家のタナカカツキさん。前回の水草ショップ「エイチツー」半田さんに続き、カツキさんがインタビュー相手として挙げてくれたのは、フィギュア・カプセル玩具メーカー「奇譚クラブ」の古屋大貴さん。マニアックな”ガチャガチャ”アイテムを次々とリリースし、業界に旋風を巻き起こすまでの存在に成長した同社の代表である古屋さんの脳内を、カツキさんと一緒に覗いてみましょう。

インタビューを終えて

タナカカツキ 

古屋さんは、男の子なら誰もが一度は夢中になったある種トラウマのようなものを大切に抱きしめながら、その種をまき散らしているわけですよ(笑)。『お前の心、ガチャガチャで傷つけてやる』と。

「僕らの仕事にも言えることなんですけど、買ってくれる人たちが、その商品だけじゃなくて、『これを作っているのは誰?』というところまで見てくれて、そこに信頼を置いてもらえるというのは、理想的な状態だと思うんですよ。多くのメーカーは、すでに表現されているものを、食べやすいお味で、お客さんにパスするということをやっていると思うんですけど、奇譚クラブさんが面白いと思うのは、メーカー自体が信頼を裏切らないクリエイターのような存在になっていることなんですね。しかも、ガチャガチャ自体がメディアになるという過去にあまりなかった状況まで作り出していますよね。誰も期待なんかしていない『山菜シリーズ』の続編を出すというのは、まさにアンダーグランドな雑誌の連載的だし、ある意味古屋さんは編集長的な存在とも言える。
古屋さんが言っていた、『子供の頃に衝撃を受けて、心の片隅に傷として残っているもの』という、本来光の当たらない影の感情、野蛮な感性、実は情感豊かなデリケートな表現が、街中にさり気なく置かれたガチャガチャというマシーンから回転しながらねじり出てくる。そんな状況にワクワクします。そのなかで古屋さんは、男の子なら誰もが一度は夢中になったある種トラウマのようなものを大切に抱きしめながら、その種をまき散らしているわけですよ(笑)。『お前の心、ガチャガチャで傷つけてやる!』と。傷ついてない心なんか使い物にならないですからね! これからも古屋さんはじめ、奇譚クラブに期待しています!」

インフォメーション

タナカカツキさん原案の新商品「コップのフチ子」は大絶賛展開中。取扱い店舗についてはこちらから。 その他の奇譚クラブ商品はこちらでご覧になれます。また、最新情報が随時更新されている奇譚クラブのブログも要チェック!

もっと知りたい人は…

  • タナカカツキ 

    タナカカツキ

    マンガ家
    映像作家

    1966年大阪生まれ。1985年大学在学中にマンガ家としてデビュー。著書には『オッス!トン子ちゃん』『サ道』、天久聖一との共著「バカドリル」などがある。

  • 古屋大貴 

    古屋大貴

    株式会社奇譚クラブ主宰

    1975年埼玉生まれ。株式会社ユージンでガチャガチャを学び、2006年に独立し株式会社奇譚クラブを設立。他社に真似できないクオリティとアイデアで、ガチャガチャ業界を躍進中。