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タナカカツキ

マンガ家
映像作家

古屋大貴

株式会社奇譚クラブ主宰

今回でカンバセーションズ2度目の登場となるマンガ家、映像作家のタナカカツキさん。前回の水草ショップ「エイチツー」半田さんに続き、カツキさんがインタビュー相手として挙げてくれたのは、フィギュア・カプセル玩具メーカー「奇譚クラブ」の古屋大貴さん。マニアックな”ガチャガチャ”アイテムを次々とリリースし、業界に旋風を巻き起こすまでの存在に成長した同社の代表である古屋さんの脳内を、カツキさんと一緒に覗いてみましょう。

3. なぜ自分の会社を作ったのですか?

古屋大貴 

いずれ独立したいという話を勢いでしたら、「明日独立しちゃえよ」と。

Q.ユージンにいた頃はどんな仕事をしていたんですか?

古屋:ここでもまずは営業でしたね。でも、どうしても企画がやりたくて、一度犬のリアルフィギュアを作らせてもらったんですね。それがスゴく売れて、それからは営業企画みたいな立ち位置で仕事をさせてもらえるようになりました。その後、新しい事業のディレクションをすることになり、コンビニ用に紙箱什器のガチャガチャを入れたりしたんですけど、それも当たって、その頃から本格的に企画の仕事をするようになりました。結果的に企画から販売まであらゆる工程の仕事を経験できたことは、いま振り返ってみてもありがたかったなって思っています。

デハラユキノリの世界のパンチラストラップ デハラユキノリのビアガールストラップ

Q.営業をしているからこそ、どんなものが売れるかということもわかりますもんね。ユージンではどんな商品を作ってきたんですか?

古屋:デハラユキノリさんなんかと一緒に「サラリーメンズ」というサラリーマンのフィギュアを作ったりしていました。動物系とかもやっていましたが、僕はアーティストコラボ物が多かったですね。「タイムカプセル」というアーティストコラボだけにしぼったガチャシリーズがあって、そこで色んなクリエイターさんと一緒に作っていました。

デハラユキノリの世界のパンチラストラップ デハラユキノリのビアガールストラップ

Q.いまの奇譚クラブの前身のような感じですね。

古屋:そうですね。あまり世の中に名前が出ていないようなクリエイターさんと組んでゼロから作るということをやっていました。その後、会社はどんどん大きくなって上場まで行ったんですが、色んなことがあって僕は会社から気持ちが離れてしまったんですね。そんな時に、いまの自分のボスにあたる方と出会って、飲み仲間になって一緒に飲んでいる時に、いずれ独立したいという話を勢いでしたら、「明日独立しちゃえよ」と。いきなりそんなこと言われてもという感じだったんですが、実は以前に仲間4人くらいで独立をしようとしていたこともあって。その時は流れてしまったんですが、そのボスと出会って、「とりあえず会社作っちゃうから、後からでもいいから来いよ」という話になって。

Q.豪快ですねぇ。そんなこともあるんだ。

古屋:そうなんですよ。会社の名前も「奇譚クラブにするから」という感じで、その人が決めてくれて(笑)。僕も二つ返事で「いいですよ」と。実はちょうどその頃、家を買ったばかりで、奥さんのおなかには子どもがいたんです。

Q.一番不安定な時期ですね。でも、そこで「ちょっと考えさせてくれ」と言わずに、すぐに「YES」と言ったのがすばらしい!

古屋:かみさんには相当苦労かけましたけどね。でも、子どもも無事に産まれて。そんな大変な状況のなかで会社がスタートしたんです。<続く>

インフォメーション

タナカカツキさん原案の新商品「コップのフチ子」は大絶賛展開中。取扱い店舗についてはこちらから。 その他の奇譚クラブ商品はこちらでご覧になれます。また、最新情報が随時更新されている奇譚クラブのブログも要チェック!

もっと知りたい人は…

  • タナカカツキ 

    タナカカツキ

    マンガ家
    映像作家

    1966年大阪生まれ。1985年大学在学中にマンガ家としてデビュー。著書には『オッス!トン子ちゃん』『サ道』、天久聖一との共著「バカドリル」などがある。

  • 古屋大貴 

    古屋大貴

    株式会社奇譚クラブ主宰

    1975年埼玉生まれ。株式会社ユージンでガチャガチャを学び、2006年に独立し株式会社奇譚クラブを設立。他社に真似できないクオリティとアイデアで、ガチャガチャ業界を躍進中。