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環ROY

ラッパー

角田光代

小説家

今回カンバセーションズにインタビュアーとして初登場するのは、今年4月に4枚目となるオリジナルアルバム「ラッキー」をリリースしたラッパーの環ROYさん。ヒップホップの解釈を押し広げながら、精力的な活動を続けている環さんがインタビュー相手として指名したのは、「空中庭園」「八日目の蝉」「対岸の彼女」など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた作家・角田光代さん。同じ言葉を操る仕事を生業とし、人生の先輩でもある角田さんに、果たして環さんはどんな質問を投げかけるのでしょうか?

インタビューを終えて

環ROY 

メチャクチャたくさんのヒントを頂いたように思っています。角田さんが僕くらいの年齢で考えていたことや、その後の経過を伺うことまででき、人生の後輩として、大いに参考にさせて頂きたいと思います。

「角田さんは普遍を紡ぐ人、言い方を変えると圧倒的な“あるある”を描ける人。それが僕の印象でした。もっと言うと、ありふれた視点に再発見や再解釈を加え、日常を再構築する魔術が使える人、です。僕はここ数年、普遍について頻繁に考えています。だから、角田さんとお話しすることが決まった時、どうやったらそんな魔術が使えるのか、とにかくそれを聞きたい!と思いました。でも、どうやって聞いたらいいのかなぁ…とも思いました。だってそんなことが簡単に説明できたら、それを聞いて簡単にマネができてしまいます。ですので、角田さんが普遍についてどのように考えているのかを伺ってみて、その回答から彼女の方法論が浮かび上がればいいのかなぁと考えました。答えではなく、ヒントを頂くようなインタビューになれば! と思って臨みました。
僕個人としては、メチャクチャたくさんのヒントを頂いたように思っています。そして角田さんが僕くらいの年齢で考えていたことや、その後の経過を伺うことまでできました。表現活動を続けていくなかで、社会とどう関わっていくのかというお話しは、人生の後輩として、大いに参考にさせて頂きたいと思います。
あと、いまはスポーツジムに通っている自分ですが、ボクシングジムに移行することも視野に入れて生きていこうと思います。ラップについて少し説明させて頂けたのも嬉しかったです!」

もっと知りたい人は…

  • 環ROY 

    環ROY

    ラッパー

    宮城県仙台市出身。東京都在住。2006年に1stアルバム「少年モンスター」を発表。以降、これまでにフルアルバム「BREAK BOY」「あっちとこっち」「ラッキー」を発表する。第15回文化庁メディア芸術祭大賞受賞作品「スペースバルーンプロジェクト」へ参加、楽曲提供を行う。FUJI ROCK FESTIVALをはじめとする様々な大型音楽イベントへ出演するほか、全国各地、屋内外、様々な場所にてパフォーマンスを行う。

  • 角田光代 

    角田光代

    小説家

    1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。