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杉浦太一

株式会社CINRA 代表取締役

ヨシタケシンスケ

絵本作家

今回、カンバセーションズにインタビュアーとして初参加してくれるのは、カルチャーニュースサイト「CINRA.NET」の運営や、さまざまな企業や行政のWebサイト/メディアの制作などを手がけている株式会社CINRAの代表取締役・杉浦太一さん。そんな杉浦さんがインタビュー相手に選んだのは、先日最新作となる『このあと どうしちゃおう』を刊行した絵本作家のヨシタケシンスケさんです。亡くなったおじいちゃんが書き残したノートから、死について想像を巡らす主人公の少年をユーモアたっぷりに描き、各界から大きな反響を集めているヨシタケさんに、杉浦さんがいま聞きたいこととは?

インタビューを終えて

杉浦太一 

現実の生活に楽しい何かを加えていくヨシタケさんの人生観に救われたり、ワクワクしたりするのは、決して子どもだけでなく、老若男女に響くものなんだろうと思いました。

「ヨシタケさんの絵本には、『もし○○だったら』という空想が、これでもかというくらい詰まっています。それだけ空想上手な方ですから、ご本人はどれだけイマジネーションにあふれた人なのだろうと伺ってみたら、実際のヨシタケさんはむしろその逆で、とても現実的で、冷静な視座をお持ちでした。
日々の葛藤や死というような不条理に対して、まともに対応していたらやってられないわけだけど、かと言って無視はできない。そこで必要なのがユーモアや空想で、それがあることでちょっと落ち着くというか、人生が楽しいもののように思えてくる。現実が大変だからファンタジーの世界に逃げ込むのではなく、あくまで現実の生活に楽しい何かを加えていく。それがヨシタケさんが提示する人生観で、それに救われたり、ワクワクしたりするのは、決して子どもだけでなく、僕がそうだったように、老若男女に響くものなんだろうなと思いました」

インフォメーション

ヨシタケシンスケさんの最新作『このあと どうしちゃおう』は、ブロンズ新社より発売中。

もっと知りたい人は…

  • 杉浦太一 

    杉浦太一

    株式会社CINRA 代表取締役

    2003年、大学在学中にCINRAを立ち上げる。アート、デザイン、音楽、映画などのカルチャーニュースサイト「CINRA.NET」や、アジアを中心としたバイリンガルシティガイド「HereNow」などの自社メディアの運営、企業や行政のメディア制作・運営、海外情報発信などに従事する。

  • ヨシタケシンスケ 

    ヨシタケシンスケ

    絵本作家

    1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、挿画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表。絵本デビュー作『りんごかもしれない』で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『りゆうがあります』で、第8回MOE絵本屋さん大賞1位など、数々の賞を受賞し、注目を集める。