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SPREAD

クリエイティブユニット

曽我部恵一

ミュージシャン

今回インタビュアーを務めてくれるのは、小林弘和さんと山田春奈さんによるクリエイティブユニット「SPREAD」。グラフィック、ウェブ、プロダクトなどさまざまな領域のデザインを手がける傍ら、人間の一日の行動を色に置き換え、24時間の時間軸に沿って記録するアートワーク「Life Stripe」を展開するおふたりが今回インタビューするのは、サニーデイ・サービスやご自身のバンド活動などで知られるシンガーソングライターの曽我部恵一さんです。「Life Stripe」にも一日の生活の記録を提供してもらった経験があるという曽我部さんに、SPREADのおふたりが聞きたいこととは?

インタビューを終えて

SPREAD 

思い描いていた答えと全然違うことも、自分たちが言語化できていない先のことを示唆する話もありましたが、曽我部さんの世の中との向き合い方を周縁からお聞きするような試みができました。

「今回曽我部さんにインタビューをしてみて、思い描いていた答えと全然違うことも、自分たちが言語化できていない先のことを示唆する話もありました。曲作りの話の中で出た『自分に対する問いかけが、ひょっとしたら人に対する問いにもなり得るんじゃないか』という言葉は誠実に受けとめたいです。曽我部さんの曲を聴いて、泣いたり笑ったりする理由がわかった気がしました。問いの性質=作品の性質にもなっていくものだなと。
インタビュー中にも出ましたが、曽我部さんの作る曲やアルバムはもちろん、レーベル運営やライブの行い方なども含めた活動そのものが好きです。今回はそんな曽我部さんの世の中との向き合い方を周縁からお聞きするような試みができました。
『”夜になったなぁ”とかそういう歌しか歌いたくない』と話されていましたが(なんて根源的!)、ここから垣間見れたものがあったように思います。こうしたスタンスで、世の中のさまざまなものに向き合っている曽我部さんの様子に、自分たちは感動しているのです。
また、曽我部さんが音楽のことを『もの作り』と表現されたことも印象に残っています。『もの作り』は普段私たちがやっていることですが、なぜか『音楽』とは分けて考えていました。音楽は形がないものですし、とても憧れているものなので、別格化していたのかもしれません。ブレイクスルーの話にもつながりますが、音楽をもの作りとして考えると、自分の規制がひとつ外れます。私たちは常々『音楽がもたらすようなことをデザインでも行いたい』と話していたので、これからはいよいよ本格的に、音楽と対等の位置付けになるものに挑戦することになりそうです(笑)」

インフォメーション

曽我部恵一さんの2年半ぶりとなるソロアルバム『超越的漫画』が11月1日にリリース。アルバムからの先行シングル「6月の歌」(※限定生産)は現在発売中。 SPREADは11月末にミラノ大学、サンマリノ大学で「Life Stripe」のワークショップを開催予定。また、SPREADがデザインを手がけるストールブランド「ITO」の2013年秋冬シリーズがまもなく発売予定。

もっと知りたい人は…

  • SPREAD 

    SPREAD

    クリエイティブユニット

    小林弘和と山田春奈によるクリエイティブユニット。あらゆる記憶を取り入れ、その記憶から境界を越えて『SPREAD=広がる』クリエイションを行う。2005年より、生活の記録をストライプ模様で表現するアートワーク「Life Stripe」を展開。主なデザインの仕事にCDジャケット「相対性理論/正しい相対性理論」、ストールブランド「ITO」など。主な受賞歴にD&AD Awards、red dot design award、iF design award、Pentawards、Design For Asia Award、Good Design Awardなど。

  • 曽我部恵一 

    曽我部恵一

    ミュージシャン

    1971年8月26日生まれ。乙女座、AB型。ソロと並行して、曽我部恵一BAND、サニーデイ・サービスとして活動。