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HOUXO QUE

美術家

松村宗亮

茶道家
SHUHALLY代表

今回インタビュアーを務めてくれるのは、現代における絵画表現の可能性を追求する美術家として、国内外で精力的な活動を展開しているHOUXO QUEさん。そんなQUEさんがインタビューするのは、横浜・関内にあるマンションの一室に茶室を設け、新しい「茶の湯」の提案を目指すSHUHALLYの代表である裏千家 茶道家・松村宗亮さん。偉大な先人たちが培ってきた伝統文化を尊重しながら、日本独自の美意識を更新すべく精力的な取り組みを行う松村さんに、 QUEさんが聞いてみたいこととは?

インタビューの前に

HOUXO QUE 

いま、HOUXO QUEさんが聞きたいこと

「僕は美術家、即ちアーティストとして活動をしているのですが、そもそもアートという概念は、明治以降に西洋から入ってきたものなんですね。つまり、僕はもともと日本の文化ではなかった領域で仕事をしているわけですが、その中で日本人としてのアイデンティティを問われる機会というのが経験として非常に多いんですね。
日本独自の美意識をわかりやすく表現する際によく使われる言葉として『わび・さび』というものがありますが、意外と僕たちはこの言葉の意味について知らないところがあると思うんです。もともと『わび』と『さび』は異なった文脈から出てきた言葉なのですが、その中で『わび』という言葉は茶道から派生してきたものです。これら日本の美意識を再考している時に松村さんと出会う機会があったのですが、実際に茶室へ伺い、その世界に触れてみると、僕がアートの世界で体験してきた美しさとも共通する美意識や構造を持ちながら、同時に異なった奥行きを持つ文化がここにはあるということを感じました。それはステレオタイプな『わび茶』のイメージとは異なったアヴァンギャルドなもので、サロンとしての機能するコミュニティがあり、芸術を嗜む文化がこの国の様式としてとても自然な形としてあるように思えました。
それ以来、長い伝統を持つ茶道という文化が、どのような美意識や創造性を持つことで、現代的な要素と共生しているのかということに興味を持ったのですが、今日はその現場で活動されている松村さんに色々とお話を伺えればと思っています」

もっと知りたい人は…

  • HOUXO QUE 

    HOUXO QUE

    美術家

    東京を拠点に活動する美術家。10代でグラフィティと出会い、壁画中心の制作活動を始める。蛍光塗料とブラックライトを用いたインスタレーション作品「day and night」で知られ、 近年はディスプレイに直接ペイントをする「16,777,216view」シリーズなどを発表。 過去には、YVES SAINT LAURENT、Lane Crawford、TOPSHOPとのコラボレーションや、 文化庁メディア芸術祭ドルトムント展にて平川紀道との共作を展示などを行っている。

  • 松村宗亮 

    松村宗亮

    茶道家
    SHUHALLY代表

    伝統を重んじながらも、 「茶の湯をもっと自由に!もっと楽しく!」というコンセプトによる活動が共感を呼び、全国の百貨店(新宿伊勢丹、銀座三越、渋谷西武等)やギャラリー、また海外(ベルギー、スペイン、アメリカ、フランス、ポーランド等)からも招かれ多数の茶会を開催。伝統文化によるチャリティイベントを主催するなど、日本文化の新たな伝統の開拓・発信に努め幅広く活動中。