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毛利悠子

美術家

坂田和實

古道具坂田

今回インタビュアーを務める毛利悠子さんは、独自の機械装置を用いたインスタレーション作品を得意とするアーティスト。先日開催されたアートフェア東京でも、若手現代美術家に贈られる「ベーコンプライズ2014」を受賞するなど、各方面から注目を集めている毛利さんがインタビュー相手に挙げてくれたのは、1973年に目白で「古道具坂田」をオープンし、世界各地の日用工芸品、美術品などを収集・販売し、2012年に渋谷・松濤美術館で開催された展覧会や、ご自身の著書などで広く知られている坂田和實さん。当代きっての審美眼を持つ坂田さんに、毛利さんが聞きたいこととは?

インタビューの前に

毛利悠子 

いま、毛利悠子さんが聞きたいこと

「私はいま美術家として活動をしていますが、以前に『古道具坂田』のある目白に住んでいたことがあったんですね。当時からとても気になる存在だったお店で、最初の頃はちょっと覗く程度だったんですが、徐々に滞在時間が長くなって、最終的には坂田さんの方から話しかけて頂いたんですね。そこで色々お話をして頂いて、古道具というものにとても興味を持つようになったんです。
私は、自分が収集した色々な道具を、モーターやセンサーなどのテクノロジーと組み合わせたインスタレーションをしているんですが、当時このお店で見聞きしたものが何かしら影響をしているような気もしています。今回、カンバセーションズさんからこういう機会を頂いた時に坂田さんのことが思い浮かび、当時このお店で私が感じたことなど、改めて色々お話しできたらと思ったんです」

インフォメーション

坂田さんが運営する千葉県の美術館・as it isにて、T氏個人コレクション展『my Foolish Heart』が10月5日まで開催中。(金・土・日曜のみ開館)。7月19日〜9月28日まで開催される『札幌国際芸術祭 2014』、7月26日〜9月15日まで国際芸術センター青森で開催される『MEDIA/ART KITCHEN AOMORI ユーモアと遊びの政治学』に毛利さんが参加予定。

もっと知りたい人は…

  • 毛利悠子 

    毛利悠子

    美術家

    1980年神奈川県生まれ。日用品やジャンクと機械部品を解体・再構成した立体物を展示環境に寄り添わせることで、磁力や重力、光、温度など、目に見えない力をセンシングするインスタレーション作品を制作している。主な個展に「ソバージュ 都市の中の野生」(Art Center Ongoing、2013年)、「サーカス」(東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン、2012年)、主なグループ展に「MEDIA ART/KITCHEN」(インドネシア国立美術館、ジャカルタ、2013年)、「アートと音楽 新たな共感覚をもとめて」(東京都現代美術館、2012年)など国内外多数。

  • 坂田和實 

    坂田和實

    古道具坂田

    1945年福岡県生れ。1973年、東京・目白に古道具屋を開く。以来年に数回、海外へ仕入の旅に出かけ、ヨーロッパ、アフリカ、朝鮮、日本、南米など、さまざまな国の品物を扱う。1994年、千葉県長生郡長南町に「museum as it is」を開館(設計=中村好文)。2012年、渋谷区立松濤美術館で「古道具、その行き先ー坂田和實の40年」展を開催。著書に『ひとりよがりのものさし』(新潮社)、共著に『骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器』『日本民藝館へいこう』(新潮社とんぼの本)。