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喜田夏記

映像作家
アートディレクター

オダギリジョー

俳優

今回インタビュアーとして登場するのは、TVCM、ミュージックビデオ、アニメーションなどの映像ディレクションから、パッケージやテキスタイルなどのデザインまでを手がける喜田夏記さん。そんな彼女がインタビューするのは、「アカルイミライ」「メゾン・ド・ヒミコ」「ゆれる」「東京タワー」をはじめ数々の映画に出演し、日本映画界において唯一無二の存在感を放つ俳優・オダギリジョーさん。音楽活動も行うオダギリさんが、バンド・勝手にしやがれとコラボレートした「チェリー・ザ・ダストマン」のミュージックビデオの監督を手がけて以来、公私に渡って交流を続けている喜田さんが、オダギリさんの知られざる一面に迫ります。

インタビューを終えて

喜田夏記 

今日オダギリさんが話していたことは、自分もここ数年考えてきていることで、凄く共感できました。

「今日オダギリさんにインタビューして一番の収穫だったのは、最近彼が海外の仕事に積極的に取り組んでいる理由を聞けたことでした。オダギリさんも私ももう若手という年齢ではないし、気づいたら中堅と呼ばれるくらいの立場になっていて、若い頃に自分が立てた目標に近づきつつあるなかで、これから先何を目指していくかというタイミングだと思うんです。今日オダギリさんが話していたことは、自分もここ数年考えてきていることで、凄く共感できました。
物分かりが良くなりすぎるのが嫌だという話も、まさにその通りだなと思いますね。映画にしても、CMにしても、集団で何かを作っていく上では、それぞれにあるべき立ち位置というものがあって、仕事を重ねていくほど、その立ち位置を把握していた方が、仕事が上手くいくということがわかってくる。ただ一方で、そういうことを何もわからずにやっていくことで生まれる力というのもあると思うし、もっと破天荒にやった方があり得ない何かが生まれるかもしれない。色々なルールを知って、物分かりが良くなってきているいまだからこそ、そこは凄く考えるところなんですね。
オダギリさんとは年齢も同じだし、会って話をする度にいつも問題意識が近いなと感じるんですが、今日もまさにそんな話を聞くことができたと思います」

インフォメーション

喜田夏記さんによるオリジナル・ストップモーションアニメ「Liv&Bell」 がNHKにて連載放送中。

もっと知りたい人は…

  • 喜田夏記 

    喜田夏記

    映像作家
    アートディレクター

    東京藝術大学美術学部デザイン科大学院修了。在学中、ニューヨーク大学映画学科で映像制作を学ぶ。在学中からMV・TV-CM等で映像を制作。映像Directionの他、Art Direction、Animation、グラフィック、美術デザイン、パッケージデザイン、テキスタイルデザイン等も手がける。エジンバラ国際映画祭、Vila do Conde(ポルトガル映画祭)、Anifest(チェコアニメーション映画祭)SICAF(韓国国際アニメーションフェスティバル)、onedotzero、Resfest 作品招待、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品受賞。NHKプチプチアニメにてオリジナル・ストップモーションアニメーション『Liv&Bell』連載中。

  • オダギリジョー 

    オダギリジョー

    俳優

    1976年2月16日生まれ。岡山県出身。03年に黒沢清監督作品『アカルイミライ』で映画初主演。その他の主な出演作品に『この世の外へ クラブ進駐軍』『血と骨』(04)、『パッチギ!』『メゾン・ド・ヒミコ』『スクラップ・ヘブン』(05)、『ゆれる』『パビリオン山椒魚』(06)、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『サッド ヴァケイション』(07)、『空気人形』(09)、『ウォーリアー&ウルフ』『奇跡』(11)、『マイウェイ 12,000キロの真実』(12)、『舟を編む』『リアル~完全なる首長竜の日~』(13)。現在、NHK大河ドラマ『八重の桜』に出演中。待機作には『人類資金』などがある。