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川田十夢

AR三兄弟 長男

本広克行

映画監督

今回でカンバセーションズには2回目の登場となるAR三兄弟川田十夢さん。前回の大林宣彦監督に続き、今回彼がインタビュー相手として挙げてくれたのは、映画、ドラマ、ミュージックビデオをはじめ幅広い分野で活躍する本広克行監督。先日、惜しまれながらも完結した『踊る大捜査線』シリーズで社会現象とも言えるブームを巻き起こし、さらに現在放映中のTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』では総監督を務めるなど、映画監督の枠にとどまらない活動をする本広さんに、川田さんがいま聞きたいこととは?

インタビューを終えて

川田十夢 

本広さんのような幅広いレンジを持っている映画監督というのは他にあまりいないと思うし、改めて特殊な才能だなと感じました。映画作家としての作家性とはまた違う、仕組みの部分の作家でもあるんでしょうね。

「初めて本広さんとお会いしたのは、ある映画祭でのことだったんですが、これほどの大ヒットメーカーだし、たまに仕事でテレビ局などに行った時なんかにも色んな伝説を聞くし、もう神扱いされているような人だったから、やっぱり気難しい人なのかなという勝手な先入観があったんです。でも、今日もそうでしたが、実際にお会いして話してみると、凄く腰が低くてこちらの話も聞いてくれるし、これはある意味恐ろしい人だなと(笑)。
僕は人と会うこと凄く好きで、会いたい人が多すぎると変わり者扱いされるくらいなんですね。でも、やっぱり好きなものは好きだし、好き過ぎて考え過ぎて勝手に導いた答えみたいなものを直接答え合わせしたいというのがあるんですよね。自分の仕事にしても、お手本がないようなものが多いからこそ、色んな分野の人と会うことが一番の勉強になるし、会いにゆくまでの時間のワクワク感とか、会える前提でもう一度全作を見直したりとか、それ自体が凄く面白いんです。対話を会話に翻訳する作業とも言える。この感覚は本広さんにも通じるところなのかなと。
本広さんのような幅広いレンジを持っている映画監督というのは他にあまりいないと思うし、改めて特殊な才能だなと感じました。本広さんというのは、映画作家としての作家性とはまた違う、仕組みの部分の作家でもあるんでしょうね。今日は凄く良いお話が聞けて、やる気と希望が持てたし、とても勉強になりました」

インフォメーション

本広克行さんがディレクターを務める「さぬき映画祭2013」が2月3日から17日まで開催予定。また、本広さんが総監督を務めるTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』は、フジテレビ”ノイタミナ”にて毎週木曜24:45~放送他各局にて放送。
AR三兄弟が製作総指揮を務めた『拡張現実シアター 近未来は今』が、1月16~18日の3日間東京ビックサイトで開催される「第1回 クルマのITソリューション展」にて上映予定。

もっと知りたい人は…

  • 川田十夢 

    川田十夢

    AR三兄弟 長男

    1976年熊本県生まれ。2001年メーカー系列会社に就職、面接時に書いておいた「未来の履歴書」の通り、同社Web周辺の全デザインとサーバ設計、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許技術発案、AdobeRecords ダブル受賞など、夢みたいなことを一通り実現させた後、2010年に独立。公私ともに長男として活躍。最新作は、真心ブラザーズMV『消えない絵』(監督+出演)、BUMP OF CHICKENと共同開発したBOC-AR、コカ・コーラとの自販機 AR、情熱大陸の出演・開発など。

  • 本広克行 

    本広克行

    映画監督

    1965年生まれ。香川県丸亀市出身。ROBOT所属。1996年「7月7日、晴れ」で劇場映画監督デビュー。 2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE2」では、日本映画(実写)興行収入記録歴代1位の座を獲得。また、 「サマータイムマシン・ブルース」(05)、「曲がれ!スプーン」(09)と、 劇団ヨーロッパ企画の舞台を映画化。2012年は、監督を務める 「踊る大捜査線」シリーズ最新作「踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望」が公開された。