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伊藤直樹

クリエイティブ・ディレクター
PARTY

為末 大

爲末大学

今回カンバセーションズにインタビュアーとして参加してくれるのは、デジタルメディアを中心にさまざまなプロジェクトを手がけ、日本を代表するクリエイティブ・ディレクターのひとりとして、国内外から注目を集めている伊藤直樹さん。「身体性」をクリエーションの重要なテーマとして掲げてきた伊藤さんが、今回インタビュー相手に選んだのは、400mハードルで3度のオリンピック出場経験を持ち、今年6月に惜しまれつつも現役を引退した為末大さん。引退後もさまざまな場での講演やイベント、ツイッターでの発言などで話題を集めている為末さんに、伊藤さんが聞きたいこととは?

インタビューの前に

伊藤直樹 

いま、伊藤直樹さんが聞きたいこと

「為末さんとは、以前に僕が慶応大学SFCで講演をした時にたまたま一緒になって、そこでご挨拶をさせてもらったのが最初の出会いです。その時に僕の講演を聞いて頂き、為末さんの講演も聞かせてもらったのですが、為末さんのことは以前からずっと注目をしていました。僕は常々、言葉に頼らないフィジカルな作品を作りたいと思っていて、それを実践しているつもりなんですが、だからこそ、身体を究極的なレベルで動かしてきた人がどんなことを考えているのかということに、とても興味があるんです。
僕は普段から走ったり泳いだりしているのですが、自分の表現のアウトプットをよりフィジカルなものにするための感覚を磨きたくて運動しているところがあるんですね。一方で為末さんは、これまでずっと『走る』ということがアウトプットだったわけで、そこからこちらの領域に入ってきているような気がします。そんな為末さんがこれから何をするのかとても気になりますし、スゴく研ぎ澄まされた体感のセンサーを持っている人が、どんなことを感じ、考えているのかを色々聞いてみたいと思っています」

インフォメーション

為末さんによる引退後2冊目となる書籍『走りながら考える』が11月26日にダイヤモンド社より出版される。伊藤直樹さんが所属するPARTYによる3Dスキャナーと3Dプリンターを使い、10年代の家族の肖像をフィギュアという形で残す展覧会「OMOTE 3D SHASHIN KAN」が、11月24日から2013年1月14日まで表参道GYREで開催される。

もっと知りたい人は…

  • 伊藤直樹 

    伊藤直樹

    クリエイティブ・ディレクター
    PARTY

    静岡県生まれ。ADK、GT、ワイデン+ケネディトウキョウ代表を経て、2011年クリエイティブラボ「PARTY」を設立。チーフクリエイティブオフィサーを務める。京都造形芸術大学教授。これまでにナイキ、グーグル、ソニーなど企業のクリエイティブディレクションを手がける。「経験の記憶」をよりどころにした「身体性」や「体験」を伴うコミュニケーションのデザインは大きな話題を呼び、国際的にも高い評価を得ている。経産省「クールジャパン」(2011)クリエイティブディレクター。「クールジャパン官民有識者会議」メンバー(2011,2012)。

  • 為末 大 

    為末 大

    爲末大学

    「侍ハードラー」の異名で知られ、未だに破られていない男子400mハードルの日本記録保持者(2001年エドモントン世界選手権 47秒89)。2001年エドモントン世界選手権で、男子400mハードル日本人初となる銅メダルを獲得。さらに、2005年ヘルシンキ世界選手権で初めて日本人が世界大会トラック種目で2度メダルを獲得するという快挙を達成。2012年6月の日本選手権を最後に25年間の現役生活に終止符を打つ。引退後は、為末大学の開校、執筆、コメンテーターなど多岐にわたり活動を展開。