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橋詰 宗

デザイナー

間口一就

バー「ロックフィッシュ」店主

今回インタビュアーとして登場するのは、デザイナーの橋詰宗さん。グラフィック・デザインやアートディレクション、ウェブデザインなどの枠にとどまらず、ワークショップやイベントなど、デザイン/編集的な視点から、さまざまな人、コト、モノをつなげる場づくりにも積極的に取り組んでいる彼が、話を聞きたい人として名前を挙げてくれたのは、銀座のバー「ロックフィッシュ」の店主・間口一就さん。特製ハイボールと、独創的なつまみで人気を集めるバーを営む傍ら、ご自身の著作も出されている間口さんに、橋詰さんが聞きたいこととは?

インタビューを終えて

橋詰 宗 

ロックフィッシュという間口さんが10年かけて作ってきた限られた空間の中には、いま僕たちが考えなくてはいけない術や手法のようなものがコンパクトに凝縮されているように感じましたね。

「最初にもお話しした外山滋比古さんの『エディターシップ』という本の中に、『ミドルマン』という言葉が出てくるんですね。これは、個人的な手癖や主張を持たない仲介人を指す言葉なのですが、間口さんという人は、やはりそれに近いところがあるのかなと感じました。純粋に良いお店を作るという思いから、あくまでも裏方に徹し、マクロの視点を持ちながら、カウンターの位置、照明、音楽、本、メニューなど、一つひとつのものにシンプルに向き合っていくことで、自分らしさや個性が出てくる。ロックフィッシュという間口さんが10年かけて作ってきた限られた空間の中には、いま僕たちが考えなくてはいけない術や手法のようなものがコンパクトに凝縮されているように感じましたね。懐を広げすぎるのではなく、自分の経験というフィルターを通過させることで、何かが変わっていくということがとても重要なんだと思ったし、とても大きなヒントをもらえたような気がしました」

インフォメーション

間口一就さんによる最新刊『銀座「ロックフィッシュ」間口一就の麺々エブリデイ!』は、辰巳出版より発売中。
橋詰宗さんは、2012年10月から2013年3月まで東京・SHIBAURA HOUSEで開催される、「日常」と「実践」をテーマにした新しいクリティカルスタジオ「HUMAN PRACTICE」のメインモデレーターを担当。また、期間中の土曜日の夕方から不定期にHUMAN PRACTICE参加チューターなどによるイベント・ワークショップを1Fカフェ・バースペースにて開催予定。

もっと知りたい人は…

  • 橋詰 宗 

    橋詰 宗

    デザイナー

    1978年広島県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA) コミュニケーションアート&デザイン修士課程修了。さまざまな領域のアートディレクション、ブックデ ザイン、ウェブデザイン等を手掛ける一方、『D♥Y』『HUMAN PRACTICE』『何に着目すべきか?』『紙と束見本』『(   )も(   )も(   )も 展』など実践と着目点をコンセプトにしたワークショップ、スクールや展覧会ディレクションを手がける。

  • 間口一就 

    間口一就

    バー「ロックフィッシュ」店主

    銀座「ロックフィッシュ」店主。愛媛出身。2002年に東京・銀座に進出。ハイボールブームの火つけ役で、看板メニューは氷を入れない「角ハイボール」。また、身近な材料や缶詰を使って簡単で「あっ! 」と言わせるようなおつまみやオリジナルレシピの開発に励んでいる。著書に『バーの主人がこっそり教える味なつまみ』、『バーの主人がこっそり教える甘いつまみ』(柴田書店)、『缶つまデラックス』(世界文化社)がある。