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橋詰 宗

デザイナー

江村幸紀

レコードレーベル・オーナー
エム・レコード

カンバセーションズには2度目の登場となるデザイナーの橋詰 宗さん。前回インタビューした銀座のバー「ロックフィッシュ」の店主・間口一就さんから一転、今回彼がインタビュー相手として指名したのは、大阪を拠点に活動するレコードレーベル「エム・レコード」のオーナー、江村幸紀さん。ジャンルを問わず、自らの琴線に触れる古今東西の音楽を世界に向けて発信し、コアな音楽ファンの心を掴んで離さない江村さんのこだわりに、橋詰さんが迫ります。
大阪出張取材でのインタビュー記事などをまとめた特設サイト「QONVERSATIONS TRIP OSAKA」がオープン!! ぜひこちらからご覧ください!

インタビューの前に

橋詰 宗 

いま、橋詰 宗さんが聞きたいこと

「高校生の頃にレコード屋さんでアルバイトをしていたのですが、その頃からずっと音楽が大好きで、いまでも個人的な趣味として色々な音楽を聴いたり、DJをしたりということを続けています。ダンスミュージックの世界では、ファンクやソウルをはじめとする過去の音源が、『レア・グルーヴ』として掘り返されたムーブメントがイギリスを中心にあったのですが、僕自身はじめはテクノから入り、その後クラブミュージック全般を経由して、そのルーツとしてブラックミュージックを聴くようになっていきました。最近では戦前戦後の音楽の流れなどにも興味があるのですが、その時代時代に没頭していく音楽というのがあるんですね。ただ、ひとつの山の頂上まで登るというよりは、もう少し総体的に音楽を捉えるような聴き方をしてきています。
そんななかでエム・レコードさんの存在を知り、ジャンルで聴いていくこと以外の音楽の楽しみ方があるんだということを強く感じたんです。おそらく、ジャンルや時代を問わず、オーナーの江村さんが気になった音楽をリリースしてきているのだと思うのですが、とにかくそれぞれの音源にまつわるバックグラウンドがとても面白いんですね。自ら楽器を演奏したり音楽を作るというやり方ではないエム・レコードさんの音との関わり方はとても興味深いので、今日は、江村さんの音楽との接し方やリリースする音楽の基準、過去の音楽をいまの時代に再発することの意味などについて、色々聞いてみたいなと思っています」

インフォメーション

日本が世界に誇るポストパンク・バンド、サボテンの作品が2枚組LPとして、エム・レコードより6月発売予定。その他にも、ブレンダ・レイのNaffi Sandwich名義のコレクション、フィニス・アフリカエの12インチ、ノー・ライト・ターンをはじめ、年内にさまざまな作品のリリースが予定されている。詳細はエム・レコードのWebサイトにて。
6月11日発売の雑誌「アイデア」にて、16ページにわたる橋詰 宗さんの特集「デザインあの手この手ー橋詰宗とその実践」が掲載予定。

もっと知りたい人は…

  • 橋詰 宗 

    橋詰 宗

    デザイナー

    1978年広島県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA) コミュニケーションアート&デザイン修士課程修了。さまざまな領域のアートディレクション、ブックデ ザイン、ウェブデザイン等を手掛ける一方、『D♥Y』『HUMAN PRACTICE』『何に着目すべきか?』『紙と束見本』『(   )も(   )も(   )も 展』など実践と着目点をコンセプトにしたワークショップ、スクールや展覧会ディレクションを手がける。

  • 江村幸紀 

    江村幸紀

    レコードレーベル・オーナー
    エム・レコード

    1970年生まれ。98年にエム・レコードを立ち上げて以来、大阪を拠点にレコードレーベルを運営。「聴いて、見て、読んで楽しむというエンターテイメントをひとつのソフトに封じ込める」ことを掲げ、作品の制作を続けている。